久々に技術屋さんの解析間違い指摘まとめです。

元記事:エスティローダー ダブルウェア ステイインプレイス メークアップ 解析(魚拓)
https://megalodon.jp/2017-0705-0000-45/https://ameblo.jp:443/rik01194/entry-12289670304.html

注記:スレでは外資系の化粧品の成分表は並行輸入品と国内販売品とで違う、というご指摘もありましたが、一旦「かずのすけ先生の提示した成分表」で解析間違いを指摘されています。あと今回長文になります。ごめんね

2017/07/07誤字を修正しました 誤:皮膜 正:被膜

それ間違ってますよ かずのすけ先生
2017/7/4 エスティ リキッドファンデーション

>【シクロペンタシロキサン】、【トリメチルシロキシケイ酸】
>両者とも重さが少なめの被膜剤

ウソはいかんですよ。
シクロペンタシロキサンは揮発性シリコーンですから被膜にはなりません。

というか後の方で
>主成分は揮発性の被膜形成剤が主体なので
とか意味不明なこと言ってんのはなんなんでしょうか。揮発性の被膜形成剤・・・・揮発したら被膜もなにもないでしょう。意味不明です。

トリメチルシロキシケイ酸は一般的に被膜形成剤として使われてます。被膜形成剤は当然ながら固形物なので化粧品を作るときは何かに溶かしておく必要があります。
工場でいちいち何かに溶かして使うのは面倒臭いので、あらかじめ揮発性溶剤のシクロペンタシロキサンに溶かしてくれてるものが原料として売ってます。
もしかして・・・被膜形成剤(トリメチルシロキシケイ酸)を揮発性溶剤(シクロペンタシロキサン)に溶かしてある混合原料が売ってるって話が頭の中でごちゃ混ぜになって揮発性の被膜形成剤とか意味不明な説明になっちゃってます?

聞きかじりの知識はよく確かめてから言葉にした方がいいですよ、先生。

【化粧品評論】かずのすけ解析スレ【美容化学】18 [無断転載禁止](c)2ch.net http://medaka.2ch.net/test/read.cgi/diet/1497756512/より引用

【シクロペンタシロキサン】と【トリメチルシロキシケイ酸】についての間違いのご指摘です。

化粧品原料としてシクロペンタシロキサン(揮発性溶剤)にトリメチルシロキシケイ酸(被膜形成剤)を溶かしてあるものがあるんですね、さっとググってみたら信越化学工業の化粧品原料ページを発見することが出来ました。
参考URL:https://www.cosmetic-info.jp/mate/detail.php?id=8067

加えて、

【シクロペンタシロキサン】、【トリメチルシロキシケイ酸】
という2つのシリコーンオイルが主体になったオイルベースのクリームファンデーションになります。
両者とも重さが少なめの被膜剤ですが、

主成分は揮発性の被膜形成剤が主体なので

https://megalodon.jp/2017-0705-0000-45/https://ameblo.jp:443/rik01194/entry-12289670304.htmlより引用

上記2つの発言についても

  • 「両者」とひとくくりにして語ってはいけない
  • 「揮発性の被膜形成剤」というのはありえない

という点を指摘されています。

まだまだツッコミいくよー!

以下は成分解析間違い&過去の解析との矛盾点のご指摘です。ダブルパンチ!

それ間違ってますよ かずのすけ先生
2017/7/4 エスティ リキッドファンデーション

>防腐剤も無配合です

ウソはいかんですよ。
防腐剤入ってるじゃないですか。デヒドロ酢酸Na・・・・化粧品基準別表第3(化粧品に配合が認められている防腐剤の一覧)に掲載されている防腐剤ですよ。

ちなみにかずのすけ先生の理論によると、化粧品基準別表第3に記載されている配合上限値が大きい防腐剤ほど安全なんですよね。
だとすると先生が日頃から安全だと言っているパラベンの配合上限が1.0に対してデヒドロ酢酸Naは上限0.5%なので、かずのすけ先生のオレ様理論によれば安全性にたいへん不安のある成分を使っているってことになるはずなんですが・・・・
気のせいですかね。

化粧品基準くらいは目を通しておいてくださいね、先生。

【化粧品評論】かずのすけ解析スレ【美容化学】18 [無断転載禁止](c)2ch.net http://medaka.2ch.net/test/read.cgi/diet/1497756512/より引用

ふむふむ。

  • デヒドロ酢酸Naは防腐剤である
  • かずのすけ先生理論では安全性に大変不安のある成分を使っているはず

という二点のご指摘ですね。

デヒドロ酢酸Naはサッとググったところ、”配合目的:防腐剤”との表記を見つけることが出来ました。
参考URL:https://www.cosmetic-info.jp/jcln/detail.php?id=1236

2つめの安全性に大変不安のある成分を使っているはずなのに高評価、という矛盾点の指摘について、まず自分は「化粧品基準別表第3」を知らなかったので調べてみました。下記PDFの6ページ目に記述があります。
厚生労働省 化粧品基準:http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11120000-Iyakushokuhinkyoku/keshouhin-standard.pdf

  • パラオキシ安息香酸エステル(パラベンのことです)は100g中合計量として1g配合できますよ
  • デヒドロ酢酸Na及びその塩類は100g中合計量として0.5g配合できますよ

という内容です。かずのすけ先生理論では、上記基準の”配合上限値が大きいほど安全”ということですが

デヒドロ酢酸Naはパラベンより配合上限値が少ない=あれ、かずのすけ先生理論と矛盾してますがいいんですか?

ということです。

オイルベースのクリームファンデーションのようです。

ついでにいうとクリームじゃなくリキッドな!

などなど、色々間違いの多い解析でした。本当にありがとうございました。
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